ウォーク・ザ・ライン

映画の目次へ 

 

 
  7月20日の日に、DVDで「ウォーク・ザ・ライン」を見ました。この作品は、昨年度のアカデミー賞の主演女優賞を取った作品です。「クラッシュ」(作品賞)「ブロークバックマウンティン」(監督賞)と同じように、私の行く映画館では上映をされませんでした。商業ペースにのる映画と賞をとる作品とはイコールではないからです。

 皆さんは、1950年代のカリスマスター、「ジョニー・キャッシュ」をご存じですか?プレスリーとかボブディランと肩を並べ得るくらいアメリカでは有名な歌手だったそうです

 残念ながら私は知りませんでした。劇中で歌われた彼のヒット曲も一つも知りませんでした。でも、良い感じの曲だったことは確かです。世界的に有名にならなくても、国内ではカリスマ的なスター例えば日本では美空ひばりのような存在だったのでしょう。知っている方がいたら、助けてしてください。

 映画はこの「ジョニー・キャッシュ」の生涯を描いた作品です。主演はホアキン・フェニックス(グラディエーターの皇帝役)、相手役は彼が心から愛した、ジューン・カーターをリース・ウィザースプーンが演じていました。

 芸術家が有名になって行くには、自分の身を削るような努力と、苦しみを乗り越えていく必要があります。彼の場合は、離婚、ドラッグでどん底まで一度落ちます。それを救ったのが、子供の頃から憧れていた、ジューンへの燃えるような愛でした。

 二人とも実在の人物ですが、吹き替えはなしでやったそうです。二人とも良い声だし実にうまい。本物(知りませんが……)以上でした(笑)。

 50年代のアメリカの雰囲気となつかしい曲に包まれ、その中での二人の愛は感動ものです。

 

上に戻る