ミート・ザ・ペアレンツ

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 ミート・ザ・ペアレンツ

 9月6日(水)にDVDで見ました。タイトルは、<結婚の承諾のために、相手の親に挨拶にいく>そんな感じでしょうか?

 自分が妻の両親に、結婚の承諾を求めに行った30年以上も前のことを思いだしました。愛知から札幌まで行ったのですがすでに妻から話をしてあったので、スムーズにことが運びました。

 それに比べて、この映画は悲惨です(笑)。悲惨にした原因は、全て娘の父親ジャック(ロバートデニーロ)のせい。娘を溺愛し、娘の連れてくるボーイフレンドをことごとく粉砕する。まあ、誰がきても気に入らないのですから始末が悪い。

 頑固でひねくれ者の親父を、デニーロが実にうまく演じています。元CIAの職員という設定も十分うなづけます。憎たらしくて、腹がたち、一緒に暮らす家族が可愛そうです。

 娘の一言。『お父さんは好きだけど、時々最高に嫌なヤツと思う。』これが全てを物語っています。

 ちょっと頼りない彼、グレッグ(ベン・スティラー)。間が悪くて、何をやってもドジばかり、ただ心から彼女を愛していることだけは確か。

 彼女のことを思ってやったことが全て裏目に出ます。飛行機の手荷物が大きくて、機内に持ち込めない。それは彼女や家族へのプレゼントのせい。それが、予想通り行方不明になり、
そこから全てが狂い、裏目裏目にでます。最後は、それが幸いするのですから、世の中面白い。

 しゃれた会話、それがいろいろな所に味をつける、粋な映画でしたね。 本当にいろいろあって、どうなるかと思ったけど、最後はハッピーエンド、めだたし、めでたし。

 でも、ジャックが逆に彼の親に会いに行くとのこと、また一波乱も二波乱もありそうです。
それが、Uになるのかな?
 

 

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