ユージュアル・サスペクツ

映画の目次へ 

 


  ユージュアル・サスペクツ h18.9.17

  偶然集まった5人の悪党が、次々に大きな犯罪に巻き込まれていきます。でも、ある人物によってそれは巧妙に仕組まれたものでした。果たしてその人物は?シックスセンスのように、それは絶対の秘密。それがわかったら、面白さは半減してしまいます。皆さんもきっとだまされてしまうでしょう。

−−−−−−−−−−−−−<ネタバレ注意>
 
 見事に騙されました(笑)。私も捜査官と同じく、カイザー・セゾはキートンだと思っていました。そう思いだしたのは、まん中当たり……。でも、ヴァーバル(ケヴィン・スペイシー)がセゾだとは最後まで、全く予想だにしませんでした。

 最後のどんでん返しは痛快です。そして、捕まらず逃げてしまうのも、なぜか胸がスーとしました(笑)。まあ、派手に殺人や強盗をしているけど、相手が皆悪いやつらだからいいのでしょう。映画だから許される快感ですね。

 それにしても、ケビン・スペイシーの演技見事ですね。あの気弱でちょっと頭の弱そうな感じ、
歩き方は本当に足が悪い人のものでした。この作品で、主演男優賞を取ったとか、十分納得できます。

 最初は難しい映画だと思って見ていました。話が前後しますし、いろいろな人の名前がたくさん出てくるので、人間関係がごちゃごちゃですっきりしません。でも、計画的な犯罪は鮮やか。
特に、警察のタクシーサービスを襲った件は鮮やかで印象に残っています。
 

 

上に戻る