恋人たちの予感

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恋人たちの予感(1989) h18.11.10

 1977年のシカゴ、大学を卒業したばかりのハリー(ビリー・クリスタル)とサリー(メグ・ライアン)は、ハリーの恋人がサリーの親友であった縁から経費節約のために、同じ車でニューヨークに行くことになる。楽しい旅にするはずが事あるごとに2人の意見は衝突し、初めての出会いは最悪のものとなった。

 そして、5年後ケネディ空港での偶然の出会い……。そして、またさらに5年後の出会い。ハリーの考え方も変わって、2人は友情を大切に育んで行く。 その友情を確かめるように、別々の友人を交際相手として紹介するが、その相手に嫉妬している自分がわかり、恋をしていることに気がつく。そして、いつしか二人は恋に落ちて行く。

 とにかく理屈なしに楽しめる映画でした。ラブラブの恋人たちに贈る最高のラブストーリーです。この映画を見ることで、自分にとって1番大切な人を見つけるヒントになるはずです。

 メグ・ライヤン。
21歳から31歳までを演じていましたが、年と共に変化していく彼女が見物です。21歳の時のメグはまさしく<キュート>。

 <キュート>とはなにか?を知りたい方は、この映画の彼女を見ればわかります(笑)。

 すこし、ふっくらしていて、燃えるようなピンクの肌、可愛いへの字の口元、思わず抱きしめてキスしたくなります(笑)。この作品は、彼女を<ラブコメの女王>と言わせるきっかけになった作品です。

「男と女に友情が成り立つか?」
21歳の二人が、一緒の車でニューヨークへ行く車の中でこんなことを話していました。

ハリー: 男と女に友情は成り立たない。
     それはセックスが入ってくるから。
サリー: そんなことはないわ。
     現に私はセックス抜きの男の友達がいるわ。
ハリー: それは友情ではない。
     その男はセックスがしたくてもできないから、
     我慢しているだけだ。
 

 

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