クローサー h18.10
小説家志望のジャーナリスト(死亡記事専門)のダン(ジュード・ロウ)を中心にこの映画を見ていました。ジュード・ロウは色男ですね。男の私でもうっとりです(*^_^*)
でも、今回の役柄は<本当のことを知りたがりすぎ、それで墓穴を掘ってしまいます。>
彼を写真家のアンナ(ジュリア・ロバーツ)もストリッパーのアリス(ナタリー・ポートマン)も
心から、愛していました。でもその愛を、どうしても真実を知りたいという頑なな考えと、<許す>ということができないという寛容さのなさで失い、女性から別れを告げられます。
私は映画の中で、このことが一番気になっていました。恋愛関係にある男女は、すべて本当のことを知る必要があるのか?嘘を言ってはいけないのか?
私は言わない方がいいこと、隠しておくべきことがあると思います。その時は、どんなことがあっても隠し通すべきです。もちろん、相手に気づかれないようなうまい嘘をつくことが必要ですが…(笑)。これって間違っていますか?
また、彼は真実を知って、自分に都合が悪いことだと嫉妬に狂い、相手を罵倒し、許すことができない。最初は、<怒らないから真実を教えてと言っておきながら>
それから、最初はアリスとそれから、アンナ、そしてまたアリスと、自分の都合でわたり歩いていく姿勢も私は、あまり好きなものではありません。ただ、現実の世界はそういうものだし、すがるものがあれば藁をもつかむものです。もし、私が同じ立場ならきっとそうしたでしょう。彼のように、もてる男なら……(笑)。
というわけで、ダンの悪いところばかり目についてしまいました。
ナタリーポートマンはいいですね。良い演技をしていました。ストリッパーもいやらしい感じではなくて、さわやかな色気を感じました。最後にダンに急に愛想をつかし、別れのたんかを切った時は、気持ちがすーっとしました(笑)。
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