氷の微笑2

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氷の微笑2 h19.3.14

<氷の微笑2>をDVDで見ました。14年前に見た<氷の微笑>には強い衝撃を受けました。

 <映画を変える映画>というのがあると私は思います。例えば、<ダイハード>とか<スピード>とか……。<氷の微笑>もそういう映画の一つだと思います。

 一番はシャロン・ストーンの魅力、あの危険でセクシーな魅力は圧倒的でした。今でも、取調室で足を組みシーンや、ベットでアイスピットを使うシーンが目に浮かびます。

 そんな、彼女の<氷の微笑2>ができたのですから、興味がないと言えばうそになります(笑)。

 ラズベリー賞って、ご存じですか?その年の最低な映画や俳優に贈られる賞でアカデミー賞の反対の賞です。そこで、今年度最低作品賞と最低主演女優賞を取りました。

 それほど、評判が悪いとなると、どんな感じかな?と興味をそそられます。それで、DVDを借りてきました。

 結論からいうと、ダメですね。前回の作品との比較をして、どこがどう良くないのかを知りたい人は自分の目で確かめてください。
 
 シャロン・ストーンは綺麗だし、体も48歳にしてはしまっているけど、輝きがない、シャープさというか切れが感じられません。ちょっと言葉は悪いですが、<だらー〜〜と>いう感じがしました。前作は刃物ですぱっと切るような、鋭さがあった気がします。

 それを補うためなのは、必要以上に裸、セックスのシーンを多くしているけど、それがいやらしさを与えてしまいます。前作が彼女の魅力が売りだっただけに、彼女がこけると作品そのものの価値が下がります。

 そして、さらにいけないのが、ストーリーが複雑でわかりにくいこと。何が言いたいのか、私にはよくわからなかった(笑)。凝って、意外性をねらったのでしょうが、逆効果でした。
 

 

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