ミスターグッドバーをさがして

映画の目次へ 

 

ミスターグッドバーをさがして h19.5.6

最後はハッピーエンドで終わってほしかった。なぜ、彼女は自分の伴侶、自分の場所を見つけることができなかったのか?それが残念である。

それは、彼女の先天的な病気(ポリオ)の性?子供に遺伝をするからと、避妊をする。結婚もあきらめていたかもしれない、でも、心のどこかで自分を理解し優しく包んでくれる男を捜していたのかも。そして、自分は長く生きられないと思っているから、今を楽しもうとしている気もする。

大学生の頃から、彼女は自分を傷つけているような行動ばかりとっていた。それは、どうして?ゼミの大学教授との不倫はまだわかる気もしたけど、彼と別れた後、男を捜すために、<いきづりのバー(グッドーバー)>を巡りそこで出会った男と一夜を共にするとなると、ちょっと理解ができない。

 自分の求めている男がそんなバーにいるわけがないと彼女は知っているのに、わざと自分を落とし、傷つけていく。この屈折した女の心理はどう考えたらいいのか?そして、彼女の求めていた男とはどんな男であったのだろうか?

昼は聾唖小学校の先生、親身な指導で生徒からの信頼も厚い。ここに彼女の生き甲斐があるはず。でも、それに飽きたらず、夜になると男を漁りにいく。それは、病気の性、厳格な警察官の父に問題があるのか?

ダイアンキートンの若い時、熟年になっても、きれいで素敵。やはり若いときはもっともっときれいで素敵。私のタイプです。セックスシーンも結構激しいし、ヌードのシーンもふんだんにある。そして、うまい女優である。

若い時のリチャード・ギアがジゴロとしてでていた。
 

 

上に戻る