女帝

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女帝 h19.6.23半田コロナ

女帝を23日(土)に見てきました。なかなか良かったです。私的には☆は3つ半です。

主演のチャン・ツィイーはきれいで、大人の魅力が増しましたね。映画の途中でハムレットと似ているなあ〜と思いだし、次第に確信を抱くようになりました。後でネットで調べたら、やはり原作はハムレットとありました。ハムレットの中華版という所でしょうか(笑)?

ワイヤーアクションがふんだんに使われていて、迫力満点ですが、いくらなんでもそれはないよとだめだしをしながら、それでも楽しんでいました。日本の忍者のイメージが強かったのは、その影響かもしれません。

ただ、何をいいたかったのか?最後まではっきりせず、特に最後はすっきりとした終わり方ではありません。余韻というよりも、消化不良のようなすっきりしないものです。
テーマを愛する皇太子のための復讐に絞った方が良かったのでは?

色の使い方の見事さと豪華な宮廷の模様などは、お金をかけているなあと関心していました。

唐が滅び、5代10国の戦国の世、この後、再び統一されて宋ができるまでの時代。
日本では奈良時代にあたります。

ある国の皇帝が自分の息子の恋人を奪って后にしたことからこの物語は始まります。それに嫌気がさした皇太子は僻地で隠遁生活を送ります。それから3年がすぎたある日、叔父によって皇帝が殺され、皇后に惚れていた叔父は、強引に皇后を自分の妻とします。こころあたりからハムレットだと気がつきました。

皇太子がじゃまになった新皇帝が親衛隊に命じて暗殺を命じますが、すぐれた武術で、その暗殺をのがれ密かに国に帰ります。それを知った皇后は、愛する皇太子のために皇帝に復讐を誓います。
 

 

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