ステップアップ h19.3.19
<ステップアップ>を半田コロナで見ました。なかなか良かったです、私的には☆は3つです。
典型的な、<青春もの><夢の実現もの>です(笑)。もう、10分も見たら、途中になにがあり、そしてラストはどうなるかが、はっきりと見通せました。そして、その通りになりました(笑)。
でも、それが気持ちよく感動を与えてくれたのですから、不思議と言えば不思議で、良い映画だった証拠かもしれません。
芸術学校でダンス(バレーをメインにした)を習い、将来はプロのダンサーを目指すノーラ(ジェナ・ディーワン)。彼女は学校の卒業発表で、今までの成果と自分の実力をアピールしたいと強く思っていました。
でも、その発表会での相手役がけがをしてしまい、パートナーが見つからず絶望に陥ります。そんな時、裁判所の命令で、学校に奉仕活動にきていたタイラー(チャニング・テイタム)が名乗りを上げます。
彼は、街の不良でヒップホップ系のダンスの名人ですが、自己流で、バレーの素養もダンスの教養もありませんでした。そんな彼を彼女がリードする形で、練習を始めます。だんだんと練習も軌道にのると同時に、お互いに好意をいだきはじめます。そして、喧嘩をしながら、何度も別れと和解を繰り返し、いつかしか恋人になっていきます。
でも、これで発表会はうまく行くと確信できた時に、けがをした相棒が帰ってきます。悩む彼女、その煮え切らない姿に怒った彼は彼女の元を去っていきます。
でも、けがをして戻ってきた相棒も再びけがで失い、失意の中で、ソロの演技に切り替えていきます。
そして、いよいよ発表会の日、親友を励ますことから、自分も夢から逃げていたことを知った彼は発表会の会場に駆けつけ、今までの自分を悔い、彼女への熱き思いを伝えて、再び一緒に踊ることを告げます。そして、二人は見事なダンスを披露し、彼女はプロに、彼は芸術学校への編入が許可されます。そして、二人の恋もハッピーエンドです(笑)。
ノーラ役のジェナ・ディーワンは綺麗で魅力的、そしてなによりも抜群の脚線美でした。ダンスうまかったのは、彼女は、ジャネット・ジャクソンなどのバックダンサーとして活躍後、女優に転身したからです。
タイラー役のチャニング・テイタムは、芝居はイマイチだけど、ダンスはダイナミックで良かったです。
ダンスの基本はバレーである、そんなことを改めて教えてくれた映画でもあります。
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