パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド h19.6.9
土曜日の午後は雷雨で凄い雨でした。丁度その盛りに、近くの半田コロナにこの映画を見るために車で向かっていました。前が雨で見えなくなるのは久しぶりの経験です。
最盛期を過ぎたとはいえ、さすがに人気のある作品で、広い劇場に2/3程度の入りで大ヒットを実感させてくれました。それも若いカップルが中心でした(笑)。
3時間という時間を感じさせないほどのワクワクドキドキ……。波瀾万丈のストーリーで、何が次に起きるか全く予想ができない面白さと、楽しさでした。さすがハリウッド、お金かけているなあ〜と思って見ていました(笑)。で、私的には☆3つ半です。
☆4つといかなかったのは、ストーリーがやや複雑だったからかな?字幕を読むことが遅く、外人の名前を覚えるのが苦手な私にはちょっと辛かったです(しょう)。
それから、情報によって、最後に大事なおまけがあることが浸透していたのか、2/3くらいのお客さんが席を立たずにじっと画面に見入っていました。(待っていると、結構長いですね……(^_^;))
あのおまけのシーン、賛否両論でしょうが、私的にはなしの方がよかった、その方が、いろいろなことが想像できて楽しめるからです。それよりも、NG集が見たかったなあ(^o^)。
デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れた、ベケット提督は、それを脅しにジョーンズと手を組み、海賊を全滅させる作戦にでた。ウィル(オーランドブルーム)は自分の父親である、<靴ひもビル>をジョーンズの船から救い解放させるために、愛するエリザベス(キーナナイトレイ)とキャプテンバルボッサの力を借りて戦いを挑んだ。
でも、この強大な敵に勝つには、9人の海賊長による評議会で海賊が一致団結して、この敵に挑むしか勝ち目がなかった。その評議会には一人の海賊長も欠けてはならない掟があり、その一人がジャックスパロウ船長(ジョニーデップ)で、今は<デイヴィ・ジョーンズの海>と呼ばれる生と死の狭間の空間に一人閉じこめられていた。
それを救い出すことが全ての始まりだった……。
無限地獄の中で、スパロウ船長の妄想の世界が広がり楽しい。中でも、小石だと思っていたのが生きたカニであり、その大群が押し寄せるシーンは不気味であると同時に興味深いシーンである。
ラストシーンはなくてもいいと書いたが、エリザベスが10年後に娘をもうけウィルの帰りを待っていることは、愛の勝負がつき、このシリーズの完結を意味する。
このシリーズは一応3部作で終了し、すでに作っているといわれる4〜5作目は新たなシリーズになるのか?
エリザベスのたくましさが目立ちました。美人でカリスマ的な海賊長の誕生です。そのエリザベスが、ウィルとの愛に燃え、彼を信じて待っている姿とのギャップが可愛くて素敵である。私はエリザベスは、秘かにスパロウ船長に恋していて、3作目のこの映画で結ばれるものと思っていたので、意外な結末でちょっと残念でした。
主役が一杯?スパロウ船長は脇役のような形でストーリーに加わってくるが、その存在感はやはり凄い。
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