ブルー・ベルベット

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ブルー・ベルベット(1986) h18.12.2

 甘ったるい歌声の<ブルー・ベルベット>は私の若い頃大ヒットしました。どんな歌詞の内容かはわからなかったけど、危険な恋の歌であるような気が幼な心にもしていました。

 この歌を歌うクラブの歌手であるドロシー(イザベラ・ロッセリーニ)と大学生のジェフリー(カイル・マクラクラン)との禁じられた恋の物語です。

 ジェフリーは父親の急病のために、故郷に帰り、病院に行った帰りに、草むらで片耳を発見します。その謎を追う内に、ドロシーが深く関わっていることを知り、ある夜、彼女の部屋に忍び込み、重大な秘密を知ることになります。

 彼女はギャングのボスであるフランク(デニス・ホッパー)に言い寄られ、それを拒否します。すると、彼は子供を人質に取り、夫の耳を切り取り、脅しをかけて、ドロシーを自分の思うままに囲っています。

 なんとか彼女を助けたいと深入りするジェフリー、そして事件は意外な展開を見せます。

 なんとも不思議な雰囲気を持った映画です。デイヴィッド・リンチの独自の世界。リンチといえば、ツインピークスですが、主演のマムラクランも同じで、よく似た雰囲気の映画でした。
 

 

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