エラゴン

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エラゴン  遺志を継ぐ者
h18.12.26安城コロナ

 なかなか良かった。良かった原因を考えてみると、まず第一に、ストーリーが単純で明快であったこと。

 邪悪な王が絶対的な力で支配する暗黒の世界、それに反抗する少数勢力。そこへドラゴンを操る若き戦士(エラゴン)が現れて、悪の王に立ち向かい、これを破るという物語。
この単純でわかりやすい<勧善懲悪の世界>が良い。

 登場人物(兵隊は一杯いたけど、主な登場人物)が少なくて、さらに名前も簡単で覚えやすかった。

 その次は、ドラゴンが実物のような臨場感、現実感があったこと。最新のCGを使っての創作であるが、それにしても、あの動きは凄い、ドラゴンに乗って、空を飛んでいるような感じを実際に受けた。

 さらに、時間が短かったこと。映画そのものは1時間50分程度ではなかったかな?映画館で集中して見れるのは、2時間が限度と私は思っています。この時間の中で、伝えたいものがしっかりと伝えられていて、むだが感じられなかった。

 そして、一話完結型であったこと。指輪、ナルニア、ハリーと同じように、このエラゴンも3部作。でも、指輪のような終わり方は<蛇の生殺し>(笑)やはり三部作といえども、それぞれ完結してほしい。

 このエラゴンは、それを叶え、次に続くことは、ラストでちらっと暗示する程度であり、それが余韻をあたえ良かった。

 朔太郎的には☆は3つ半です。
 

 

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