幸せのレシピ

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幸せのレシピ h19.10.8 半田コロナ

 この映画、朔的には☆3つです。
グルメファンで、恋はハッピーエンドに限るという方にはお薦めです。

 ニューヨークの有名フランス料理店の
総料理長であるケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、
シングルマザーの姉が急に自動車事故で亡くなり、
身寄りがないその娘ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を
引き取ることになります。

 なんとかゾーイと心を通じ合わせようと努力をするのですが、
なかなかゾーイの心をつかむことができずに悩んでいます。
そんな時に、店のオーナーはケイトを助ける意味で、
副料理長として、ニック(アーロン・エッカート)を雇います。
ハンサムで陽気でおまけに腕も良い彼は、同僚からは好かれ、
オーナーからは絶大の信頼を受けます。
そんなニックを見て、自分の地位をねらっていると強く警戒をするケイト。
でも、彼はケイトの料理に惚れて店に来たのであり、
一緒に働けるだけでも幸せだと思っています。
そんな気持ちがわかり、ケイトは彼に恋をします。
でも、なかなか一歩が踏み出せないケイト。
その二人の恋は仲立ちして、
ゾーイが愛のキューピット役を演じます。

 おいしそうな料理がいっぱい出てきて、
グルメ好きの人にはたまらない映画です
そして二人のシェフの恋も良いですね、
素敵なキスシーンがあり、大いに参考となりました(笑)。

 ゼタ=ジョーンズは、ケイトの気の強さと完璧主義をよく演じていました。
あれでは絶対に男に好かれない、恋人はできません。
そして、大事な人を失うという瀬戸際になって、
自分が幸せになる方法を知り、
自分を変えることで、素敵な恋人を手に入れます。
まさに、幸せのレシピですね。

人生で一番大事なものは何か?仕事か?
それに気づいた時、幸せのレシピの完成です。
何のために仕事をするのか?
仕事だけの人生で良いのか?そんなことを考えさせてくれました。

 ニックを演じたアーロン・エッカートが良かったです。
ニックは、格好良くてハンサムで、
ワイルドだけど、繊細な男。
そして、自分の気持ちを押しつけずに、
女性を気持ちを思いやるやさしさを持っている。
子供の心を捕らえることが上手で、料理もできる。
もてる男の典型か(笑)?
彼の最新作『サンキュー・スモーキング』が見たくなりました。
 

 

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