人生は奇跡の詩

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人生は、奇跡の詩 h19.8.16 DVD

 人生は、奇跡の詩をDVDで見ました。
少し前に、アカデミー賞を受賞した
「ライフ・イズ・ビューティフル」を見てものすごく感動し、
彼の新作ということで期待をして見たのですが、
きっと、この映画のよさをわかる人にはわかるのでしょうが
正直言って、朔太郎にはよくわからない映画でした(笑)。

 この映画の評論を読んでいると、前半にいろいろな所に付せんがあり、
それがラストに活きているというような、
その構成の良さを指摘していますが、
朔的には、逆に凝りすぎていた気がしないでもありません。

<ネタバレです>
 結婚式を毎夜見るような恋しい女性が
実は結婚をしていて、何らかの理由で今は別居している女性である。
(彼女との間には、素敵な娘も二人いる)
そのことが最後になって分かるような構成にしてあるのですが、
果たしてこの構成法が良かったかどうか
判断の分かれる所です。

 詩人で大学教授の男(ロベルト・ベニーニ)が
毎夜彼女との結婚式を夢みるような、
恋しい女性(ニコレッタ・ブラスキ)のハートを射止めるために、
彼女が事故で意識不明の重症を負ったイラクへ単身乗り込みます。
その時のイラクは中東戦争の真っ最中で、バグダッドへ行くのは至難の技。
でも、彼はあきらめず、万難を排して行動し、
ついには彼女の命を救うという物語です。

 相変わらず、ベニーニはしゃべりまくります。
でも、<ライフ・イズ・ビューティフル>の時のような感動はありません。
朔的にはただうるさいだけ(笑)。
ライフの時は、しゃべるということで
ナチスという重くて暗い影を払拭してくれました。
 
<ネタバレ>
 そもそもどうして二人は別れたのか?
それが一番わからない。
毎夜結婚式を夢みるように、彼女一筋の男です。
さらにあんなにすばらしい二人の娘がいのに?

 どうも原因は浮気らしい。
大学の可愛い先生からの誘いがあったことが
画面からわかる。
これほどの愛する人があっても、他の女性に気をとられるというのは
男性の本能の成せるわざか?
でも、そうであれば、
彼女と再びよりが戻ったとしても、
同じことを繰り返す気がするのは朔太郎だけでしょうか?(笑)
 

 

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