バンテージ・ポイント

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バンテージ・ポイント h20.4.5 半田コロナ

 バンテージ・ポイント、
この映画を見た人からの評判を聞いて見てきましたが、
その評価は間違っていませんでした(*^_^*)。
朔的には☆は4つで超お薦めです。
今年二つ目の☆4つです。
(もう一つは、ダージリン急行)

 今年になってから一番興奮し、
ワクワクドキドキで面白かった映画です。
サスペンス、アクション両方とも超一流で、
8人の別々の人間が見る世界、それをつなぎ合わせることで
真実が少しずつ見えてきます。

 この映画の題名<バンテージ・ポイント>とは
有利な見方(観点)のこととありました。
人は同じ真実であっても、自分のメガネで解釈をします。
この映画とはちょっと違うかもしれませんが、
黒澤明の<羅生門>を思い出しました。

 国際的なテロの連鎖の終結をめざし、画期的な和解案をもって
アラブと先進国の首脳会議を開催するために、
アメリカ大統領のアシュトンがスペインにやってきます。
歓迎の大群衆の中、演壇に上がった大統領を
2発の銃弾が襲い暗殺をされます。
さらに、会場の爆弾が破裂しパニックになります。

 大統領の警備にあたっていたシークレッドサービスの、
バーンズ(デニス・クエイド)は、
この大混乱の中、暗殺者を必死で捜査をします。

 何度も何度も暗殺の前後に時を戻し、違った視点から見ることで
違ったものが見えてきて、複雑に絡んだ糸が
少しづつほぐれていきます。

 新しいサスペンスの手法として新鮮であり、
意外な展開の連続で、最後まで観客を飽きさせません。
 

 

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