インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
 h20.7.1 安城コロナ

 1957年のアメリカが舞台。
映画の始めに、その当時のアメリカの状況、
ロズウェル事件やネバタ州での核実験、
そしてソ連との冷戦を描いていました。
アメリカ映画では、悪と言えばナチス、ソ連(KGB)で、
今はロシアですね(*^_^*)(笑)。
おかげさまで、単純でわかりやすいけど、
ロシアから怒られないのでしょうか(^_^;)?

 ハリソン・フォードは66歳とか、さすがに皺や
顔に張りはなく、動きも緩慢な所もありますが、
それをはるかに上回る圧倒的な存在感があります。
「インディージョンズ in ハリソンフォード」と
スクリーンに書かれていることだけのことはあります。

 今回は彼の息子が出てきて大活躍。
彼はポマードで決まった髪を、
櫛で整えるしぐさを何度もしますが、
これは昔のアメリカのテレビドラマ「サンセット77」の
クッキーと同じ仕草、
きっとこれがあの時代のアメリカの若者の象徴なんでしょうね(*^_^*)。

 老いたハリソン・フォードに変わって、
彼が跡を継いで<インディージョンズシリーズ>を続けることになるのか?
でも、あまりにもハリソン・フォードの印象が強烈なので、
それは無理だと朔太郎は思います。

 朔的には☆は4つで最高ランクです。
今の暑さをぶっ飛ばすには、最適の映画で、超お薦めです(*^_^*)。
とにかく面白い、息つく間もなく次から次へと危機が迫り、
それをやっとのことで切り抜けると、また次の危機が‥‥
ノンストップアクションとはよく言ったもの
いつ果てることなく続いていきます。
それは計算されたものとわかっていても面白いです。

 さすがにスピルバーグ監督、
客を喜ばすにはどうしたら良いかをよく知っています。
ここしばらくの彼の作品に満足がいきませんでしたが、
また、彼の原点となる作品に戻って、面白さの復活です(*^_^*)。

 名コンビのルーカスと組んだこの作品が、
古代世界の神秘を扱っているのに
宇宙人がテーマであるいうのも穿っていますね。
そして、このシリーズにはいつものごとく、
軍隊蟻、サソリ、大蛇が出てきてぞ〜〜とする恐怖を誘います。
特に軍隊蟻は怖い(^_^;)。

 失われたクリスタルスカル(水晶体の頭蓋骨)を、謎の宮殿に戻すと
不思議なパワーがもらえるとの伝説があり、
そのパワーをソ連は最終兵器として使うことを考える。
しかし、その宮殿を探すには、難解な謎を解くために、
どうしてもインディー博士の力が必要である。

 超能力といえば、テレパシー・透視・予知・念力のことですが、
これらを軍事面で使うということは、
戦後のソ連やアメリカで盛んに研究をされていました。
そして、その中には科学的な証明もされた超能力もあります。
それを考えると、この映画のように、
超自然の力をソ連が兵器として使うことを考えることも、
あながち突拍子もないこととはいえません。
確かに、超能力によって敵国の兵士の洗脳ができれば、
闘わずして勝てるわけですから、
最終兵器といえるかもしれません(^o^)。
 

 

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