ナショナル・トレジャー

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ナショナル・トレジャー h19.12.26 安城コロナ

ナショナル・トレジャー(リンカーン暗殺者の日記)を年末に見ました。
2年前のナショナル・トレジャー(アメリカ独立宣言書の謎に挑む)が
大ヒットしたための続編で、朔的には☆は3つでした。
謎解きものが好きで、考古学に興味のある方、
映画は楽しむのが一番という方にはお薦めです。
謎解きは、「ダビンチコード」をアドベンチャーは「ハムナプトラ」や
「インデージョーンズ」を思わせました。

最初ちょっと理屈ぽくてわかりにかったです。
それはリンカーンの暗殺について
私がほとんど知識がなかったからでしょう。
おそらくアメリカ人は、日本人が信長の本能寺の変を
知っているくらいに有名な話なんでしょう(笑)。

リンカーンはアメリカの大統領で、
南北戦争に勝利し奴隷を開放した、
そして、誰かに暗殺をされた。
私の知識とは、こんなものです。
でも、ほとんどの日本人がこの程度ではないでしょうか?

例によって、外人の名前と顔がよくわからない。
そこに地名も入ってくるから、なおのこと複雑になります。
でも、そんな理屈はどうでも良いことで、
アメリカの先住民が残した伝説である、
<黄金の国>を探すための謎解きを楽しむ映画です。

歴史学者にして冒険家のベンゲイツ(ニコラス・ケイジ)の祖先が
実はリンカーン大統領の暗殺の陰の首謀者であるとの疑惑が浮上をします。
それは、リンカーン大統領を暗殺者したブースが残した
日記の中の、破られた一ページが鍵となります。

その日記を今となって公表し、この疑惑を公にしたのは、
日記の所有者(エドハリス)が、その日記に隠された
黄金の国の発見者になり、名を歴史に残すために仕組んだものでした。
その日記の謎をとき、黄金の国を見つけることができるのは、
ベンゲイツ以外にはなく、気高いゲイツをその気にさせるには、
先祖の汚名を晴らすという大きな目標が必要でした。

その黄金の国の発見は、南北戦争末期に南軍に逆転の勝利を
もたらしたかもしれないといわれた黄金都市の伝説でした。
ついに、自分の祖先の汚名を晴らすために立ち上がった
ゲイツ夫妻と両親は、この複雑な謎を解いて、
黄金の国を見つけることができるでしょうか?

自由の女神、バッキンガム宮殿、ホワイトハウス
大統領の本、大統領の誘拐と、めまぐるしい展開と
はらはらドキドキのアドベンチャーで楽しませてもらいました。
 

 

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