ピンクパンサー dvd 1/5
ピンクパンサーをDVDで見ました。
たまには何も考えずに、ただ笑える映画を見たいと思って
このDVDを借りて来ました。
そして、まさしくその通りの映画でした(笑)。
ドタバタでごてごての喜劇映画を日本ではあまり見なくなりました。
今の日本ではそのような笑いは主流ではなくて、
もっとスマートな笑い、しゃべりの中にある笑い
というものに変わってきている気がします。
喜劇映画をみるたびに、国による笑いの違いみたいなものを感じます。
きっと、フランスの笑いはこんな雰囲気なんですよね。
「ピンクパンサー」といえば、ピーター・セラーズであり、
彼のピンクパンサーは何度もみました。
(彼は、1980年7月24日、わずか54歳の若さでこの世を去りました)
今回のクルーゾー警部はアメリカ人のコメディアン、
スティーブ・マーティンが演じました。
ただし、アニメと音楽は以前と同じもので、なぜかワクワクしますね。
映画は楽しむためにあるという
方には、まさにそのとおりの映画でありお薦めです。
サッカーの国際試合で、フランス代表チームの監督グルアンが
何者かに殺害され、彼の所有していたピンクパンサーという名の
ダイヤモンドが姿を消します。
この難解?な事件を、大抜擢されたクルーゾー警部が担当し、
すったもんだのあげく、この殺人事件を解決します。
この映画の中に、笑いのパターンが数々がありましたが、
正直言ってあまり笑えないものもありました。
まさに、「笑いはその国の文化」であり、
その国のことをよく理解していないと分からないものです。
それにしても凄い顔ぶれ、それだけでも十分楽しめる映画です。
無能なクルーゾー警部を利用して、自分の名声を上げようとした
ドレイフェス警視に<海辺の家>
<五線譜のラブレター>のケヴィン・クライン。
また、あのドリームガールズのビヨンセが
殺されたサッカーの監督の恋人として登場。
相変わらず迫力ある歌とナイスバディを見せてくれました。
さらに、クルーゾー警部の助手として、
<レオン>のジャンレノも出ています。
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