ブロードウェイ♪ブロードウェイ
h20.11.4 ミッドランドシネマ
朔的には☆は3つです。
「コーラスライン」を随分前にビデオで見て、感動をしました。
それをリニューアルしての映画化かと思っていたら、
そうではなくて、ちょっとがっかり(>_<)です。
トニー賞9部門制覇、6137回の公演、
664万人の観客動員、そして15年のロングラン記録を持つ、
伝説のミュージカル「コーラスライン」が
ブロードウェイで再演されるそうです。
その出演者を決めるオーデション風景を、
そのまま使って映画化したのがこの映画です。
断片的なオーディションをつなげて、
一つのストーリーとする構成ですが、
朔的には前のコーラスラインのような、
つながりのあるドラマの方が良かったと思います。
「コーラスライン」を見て随分時間が経っていたので、
もう一度「コーラスライン」を見てから
この映画は見た方が良かったと思っています。
そうすれば、オーディションの基準や意味がわかり、
より深く映画が理解できたと思います。
まあ、改めてアメリカのショービジネス界の厳しさを
目の当たりにすることができました。
一つの役を獲得するために、
8ヶ月もの過酷なオーディションが行われ、
厳しい選考によって、次々に落とされていきますが、
やっとの思いで最終選考に残れても、
そこでさらに落とされて行きます。
ミュージカル「コーラスライン」で要求をされるのは、
踊りだけでなく、歌も演技もずば抜けて
質の高いものが要求されます。
4才からずっとダンサー一筋にかけてきた人々、
すべてを犠牲にして、ブロードウェイの舞台に
上がることをめざした頑張ってきました。
そしてオーディションを受けますが、力及ばずだめであっても、
次のために頑張ります。
その頑張りの力はどこからくるのか?
「夢があると人は生きられる」と言いますが、
ある意味幸せな人々です(*^_^*)。
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