ハプニング

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ハプニング h20.8.7 安城コロナ

 この映画は<シックスセンス>のM・ナイト・シャラマン監督の作品です。
彼は、ヴィレッジやサインなどの、不可思議な恐怖を描いていますが、
朔的には一番最初のシックスセンスだけが気に入っています。
それでも今回はと期待をして行ったのですが、朔的にはあまり……。

 地球の環境破壊がテーマです。
植物が出す、何らかの有害化学物質によって
人間が次々に異常行動をおこし、自殺をして行きます。
これ以上環境破壊が進むと、地球は確実に滅びる
人間は移動できるけど、植物はそれができず、
破壊から身を守ることができない。
だから、なんとかしろとの人間への警告です。

 PG12とあったので、
子供に見せられないセックスシーンでもあるのかと
期待をしていましたが(^^;)、全くなくどころか健全そのもの。
後で、「PG12」をネットで調べたら
「12歳未満の子供は、成人の保護者同伴が適当である」
という意味だそうです。

 でも、目を覆いたくなるような、
残酷な死の表現がいくつもあったから、
それでPG12の指定になったのでしょう。
でも、親と一緒に見て良いなら、
あまり意味がないような気もするのですが……(^_^;)。

 確かに映像で恐怖を感じさせることができますが、
それ以上に音の効果は大きいと思いました。
人間は大きな音、それも突然起こる音に恐怖を感じます。
私もこの映画では、驚いて声を上げてしまい、
恥ずかしい思いをしました(^^;)

 迫り来る未知の恐怖から逃げる。
(特に何が原因であるかわからない時はさらに怖い)
その途中で次々に起こるハプニングがこの映画の見せ所。
ただ、恐怖をあおるために、
ストーリーがとってつけたような感じがしたことも事実です。
この人物がこのシーンでいるの?なんて、思ったことも……。
導入はなかなか良かったのだが、だんだんと単調になって行きました‥‥。

 

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