最後の初恋

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最後の初恋 半田コロナ h20.10.19

 朔的には☆は3つです。

 「人は恋をして恋を失うのは、恋をしないよりもましである」
という言葉がありますが、果たしてこの言葉は本当かな(*^_^*)?

 恋をすればその時は高揚した気持ちで、幸せになりますが、
それが悲劇の形で終わると、一転辛い気持ちになります。
その辛さは恋をしている時の
喜び以上のものであることもあるわけですから、
それなら、恋を知らずに退屈だけど、
平穏な生活を送っていた方がいいのかもしれません。

 また、恋の喜びを知ってしまったゆえに、元の平穏な生活に
戻れないこともあります。
 これは、豊かさを知ってしまった未開のアフリカ人と同じことで
豊かさを知ってしまったゆえに、今の自分の状況がわかってしまって
それによって自分の生活を惨めに感じたり、
辛く思ってしまうのではないか‥‥?。
テレビのドキュメンタリーでアフリカの土人の話を見ると
先進国のお節介、先進国の罪を感じてしまいます。

 そんなことを考えてしまいましたが、
でも、私はやはり恋をした方が良いと思います。
たとえ悲劇に終わっても、その時は辛いけど、
それを乗り越えればすばらしい思い出となって残るものです。
私は『良き思い出をたくさんもった人』が
幸せな人だと思っていますから‥‥。

 エイドリアン(ダイアン・レイン)は、
別居中の夫と週末を過ごす娘と息子を送り出し、
親友に代わって海辺の小さなホテルを5日間だけ頼まれます。

 ハリケーンの近づくこの海辺のホテルには、
わけありの外科医のポール(リチャード・ギア)が一人だけ泊まっています。
彼は妻と離婚し、一人息子ともうまく行かず、
自分の手術で死んだ家族とのトラブルを抱えていました。

 二人だけのホテルで過ごす内に、
問題に向き合っていくことの重要さを学んだ二人は、
いつしか惹かれ合って行きます。

 いろいろとあり得ないシュチエーションの中での
大人の恋、そんなバカな?と思いながらも
あれ程素敵な二人ならそれもありかな?と思ってしまいます(*^_^*)。
まあ、映画の世界ですから何でもありです(*^_^*)
 
 何かの縁で二人が出会い、恋をする。
それによってお互いの欠点を知り、それを直していく、
恋とは人を成長させるものですね(*^_^*)。
 

 

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