素敵な人生のはじめ方 DVD h21.3.22
朔的には☆は3つ半、
自分に自信がなくてネガティブになりがちな人にお薦めです。
ともすれば後ろ向きになりがちな気持ちをぐっと押してくれるような映画で、
気持ちが前向き、積極的になれます。
かつての映画スター(モーガン・フリーマン)は、
4年ぶりの再起をかける映画(スーパーの店長役)の役作りのために
地方のスーパーにやってきます。
その時には店長はいなくて、
従業員の中で英語を話せるのはスカーレットだけ。
彼女は店長の元妻で、店長とは浮気が原因で別れたけど、
お金がなくて、しかたなしに店長の店のレジ係として働いています。
でも、その状況がどうしようもなく嫌で、
今日、建設会社の秘書の面接にいくことになっていました。
才能と魅力があるのに、自信がなくて、
何事もあきらめている彼女に、今の自分の重ねた彼は
一緒に面接に行く間に、いろいろとアドバイスをして
彼女に自信をつけさせていきます。
「素敵な人生のはじめ方」
この題名はどこかで聞いたことが……(^^;)
昨年上映された「最高の人生の見つけ方」
私は☆を4つつけ、昨年度のベスト3に入れました。
この映画は、ジャックニコルソンとモーガン・フリーマンの共演で、
癌で余命いくばくもない老人が、病院を抜け出して
今までやり残したことをやるという映画でした。
感動の名作で、ヒットしたので、それにあやかろうとしたのでしょう(^^;)。
日本語のタイトルを付けるのもセンスが必要、
それによってヒットするかどうかが決まることもあります。
映画もそうですが、本はもっとそうですね。
同じ内容でも題名を変えることで
ベストセラーになったという話をよく聞きます。
人は内容よりもタイトルで本を読みます(^^;)。
この日本語のタイトルが良いか悪いかは人それぞれでしょうが、
私はこのタイトルにひかれて見ました(*^_^*)。
原題は「10 ITEMS OR LESS」
田舎のスーパーのレジで働くヒロインが担当していたのがこのレジ
(10品目以下専用レジ)でした。
私は今までこのようなレジに遭遇したことがありません。
もし日本にあるというのなら、どなたか教えてくださいm(_ _)m。
では、その目的は何なんでしょうか?
品目が少ないので早くレジが通れて、
混雑緩和に役立つのかな?
映画の中でヒロインが10個だけ
「自分の好きな所」を言うシーンがあります。
始めは7つしか言えないけど、
それがラストでは10以上も言ってしまいます(*^_^*)。
それは自分をしっかりみつめることができ、
自分の気づいていなかった良い点がみえたからです。
この映画では、自分を好きになれ、自分の良い点に気づけ
決して、現状に満足せずに、上をめざして行け。
そんなことを言っている気がします。
これは映画スターが彼女に言っているのですが、
それと共に自分自身に言っていることでもあります。
やはり、モーガン・フリーマンはうまいですね、
今回は映画スターの役だから、
笑いのとりかたやスターとして身の処し方はお手の物です。
スカーレット役のパズベガは、
ペネロペ・クリス似で魅力的な女優さんです。
自分のこととなると自信がなくてネガティブになるけど、
スペイン娘らしく、夫の浮気相手の車をぶつけるシーンなどは
気性の激さを出していました。
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