夜顔

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夜顔 h20.12.18 DVD

 朔的には、☆はなしです(^_^;)。

 あのフランスの名作<昼顔>の38年後の物語です。
 <昼顔>は1966年に上映されたもので、
私は高校1年生の時に映画館で見ました。

 当時は高一ということでこの映画の真の意味が分からずに、
エロチックで何とも幻想的な雰囲気の
映画であったことしか覚えていませんでした。
そこで、いつかもう一度見て、
どのような映画であったかを確認しようと思って、
昨年DVDを借りて見ました。

 <昼顔>は、第2次世界大戦後のフランスが舞台。
医者の貞淑な妻であるセブリーヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)は、
最愛の夫と、何不自由のない幸せな結婚生活を送っていましたが、
性的には満たされないものを持っていました。
 彼女の隠れたセックス願望はアブノーマルなものであり、
それが抑えられなくなった彼女や、
ある日秘密クラブ(売春宿)を訪ね、自分を雇ってもらいます。

 午後の2時から5時までしか店にでないことから、
源氏名を「昼顔」と名付けられた、上品で美人のセブリーヌは、
いつしか店のナンバーワンになります。
そして、店に出ていることは一切秘密にしていたので、
夫や友人には全く気づかれていませんでした。

 記憶力が悪い上に、最近の私はぼけが始まっているので、
昨年見たのに<昼顔>の細かい部分を忘れてしまっていたので、
この映画がいまいち理解出来ませんでした(^_^;)。
さらに、映画の展開が静かで、
動きがあまりなかったので眠くなってしまいました(^_^;)。

 「秘密」とは危険に満ちた蜜の味です。
同じことをするにしても、
そこに「秘密」というスパイスが入ると
全く違ったものとなり、人を興奮させます。

 パリのコンサート会場でアンリは、
懐かしい女性と出会います。
かつての親友の妻で今は未亡人のセヴリーヌでした。

 セヴリーヌは、38年前、夫を愛しながらも密かに裏切り、
昼間だけの娼婦「昼顔」として別の顔を持っていた人妻です。
そして、彼女の秘密を知るのはアンリ一人だけでした。

 38年前の秘密におびえる未亡人、
そのことを知る唯一の夫の友人との偶然の出会い、
そこから物語は始まります。

 あの当時からセヴリーヌに恋いこがれていたけど、
逆に彼女からは嫌われていた彼は、
これをチャンスにと彼女をねらいます。
逃げたい女と、なんとかしたいと思う男、
そのカードは、あの秘密を夫に話しているかどうかでした。
 

 

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