雨に唄えば(1952) h21.11.7 DVD
朔的には☆は3つ(60点)です。
きっかけは「シェルブールの雨傘」を見て
雨つながりのこのミュージカルが見たくなりました(*^_^*)。
以前レンタルビデオで見ましたので2回目です。
ドン・ロックウッド(ジーン・ケリー)と
コスモ・ブラウン(ドナルド・オコナー)は親友で、
芸人として共に苦労を重ねてきました。
そのかいあってドンは今や無声映画の大スター
でも、時代は無声映画からトーキーへと大きく移り始めていました。
その時代を勝ち抜くためには映画会社もスターも、
変わる必要がありましたが、
ドンの相手役のリナ(ジーン・ヘイゲン)は美人だけが取り得で、
少々頭が足りず、その上悪声の持ち主でした。
そのためトーキーはとても無理、
そこでドンとコスモは策を練ります。
主演はジーン・ケリー、
彼のダンス、特にタップダンスがすばらしいです。
あの頃はミュージカルの宝庫のような時代で、
今に残る名作・大作が作られていました。
「雨に唄えば」の歌と踊り、
そしてエンターテーメントはその原点とも言える作品です。
無声映画からトーキーへと
映画が変わっていく時の会社やスターのとまどい、
その反応が面白く描かれていました。
ドンの恋人役ケーシー(デビー・レイノルズ)は、
キュートで可愛い人ですが、
足や胴回りが今の女優さんに比べて、少々太いのに笑ってしまいました。
時代を感じますね。
主題歌「雨に唄えば」は名曲です。
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