ブーリン家の姉妹

映画の目次へ 

 

ブーリン家の姉妹 h21.11.14 DVD

 朔的には☆は3つ(65点)です。

 女の野心の怖さ・凄さを感じました。
男子を産まねば王妃としての意味がないというのは、
女性にとって辛い時代でした。

 数ある女の手練手管の内
「じらしてじらして男を誘う」というのは
古典的でかつ基本中の基本です(*^_^*)。
男の欲望はお預けを食うとさらに燃えあがるものですが、
全て自分の思いのままになる王ならばこそ、余計に燃えるものです(*^_^*)。 

 このような男は一度手に入れてしまえば、
どんな美人でもいつか飽きられて、簡単に捨てられてしまいます。
でも結婚をすれば簡単には捨てられない、
それなら今の王妃を追いやり、自分が王妃になれば良い。
そう考えて策を弄する賢く狡い女。
でも結局はその策におぼれて身を滅ぼしてしまいます。

 二人の姉妹の愛と憎悪と嫉妬が織りなす展開が見所です。

 16世紀のイングランド。
新興貴族のブーリン卿には二人の美しい娘
アン(ナタリー・ポートマン)と
メアリー(スカーレット・ヨハンソン)がいました。

 王と王妃が世継ぎが生まれないことで
うまくいっていないことを聞きつけ、
自分の娘のどちらかを王后にして、
権力を得ようと画策をします。

 この映画は後のゴールデンエイジを築いた
女王エリザベス1世の誕生秘話です。
 

 

上に戻る