ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない h21.11.21 パルコ
朔的には☆は3つ(65点)です。
「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」
これがタイトルで、めちゃくちゃ長いですね(^_^;)。
「電車男」と同じく2チャンネルから生まれた実話に基づく話です。
ブラック会社とはサービス残業・ムチャな仕事量・
上司や同僚との人間関係ストレス・安すぎる給料等々、
これらが複合してある会社のことです。
一つや二つや珍しくないですが、
映画の会社のように、これが全て揃うと笑ってしまいますね(>_<)。
<あらすじ>
ニート生活を送ってきた26歳のマ男(小池徹平)は、
やっとのことで小さなIT企業に勤めますが、
なんとその会社は絵に描いたような「ブラック会社」でした(^^;)。
監督は、前作『キサラギ』が映画賞を総なめにした佐藤祐市です。
IT(パソコンのプログラム制作)関連のハードな働きぶり、
特に〆切前は何日も徹夜が続くのは有名な話ですが、
この映画のように一緒に働く人まで「ブラック」だと辛いですね。
なぜIT(ソフト制作部門)の仕事がハードになるかの
謎解きもされていましたが、
要するにピラミッドの底辺にある仕事は
上からのしわ寄せがきついという事ですね。
私は今の仕事の前に別の会社に勤めていましたが、
そこはこれほどではなくても「ブラック」な会社でした(^^;)。
「建築積算」という仕事が、プログラム制作と同じように
ピラミッドの底辺にある仕事であったため
毎日残業があり帰りはいつも終電、
そして休日出勤は当たり前の小さな事務所でした。
なんとか頑張っていましたが、2年でやめてしまいました(^_^;)。
極論を言えば、小さな会社とはみなこのようなものだと思います。
それに負けて辞めるもよし、
辞めないで残るのも良しです。
でも、今の時代はやめてからの就職先がないから厳しいですね。
それにしても人生って不公平ですね
同じ働くでも良い環境と悪い環境がある。
それはちょっとしたことで変わるので、
「運」としか言いようがありません。
今の時代は大会社でもつぶれるし、
たまたまその部門に配属されたことで、
会社のためだと悪事に加担させられることもあります。
首を覚悟でないとそれがなかなか断れないのが辛いです。
逆に小さい会社が大きく化けることもあるし、
逆境がその人を強く成長させることもあります。
何とも人生は難しいものですが、
だから面白いとも言えます(*^_^*)。
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