ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
h21.10.17 ミリオン座
朔的には☆は3つです。
お葬式の映画というと『おくりびと』が思い浮かびますが、
伊丹十三監督の『お葬式』も名作で強く印象に残っています。
あの当時としては、お葬式をメインとして
映画を作る事は常識では考えられず
それもユーモアたっぷりに、
かつ人情味溢れる映画になっていたのにはびっくりしました。
この映画はアメリカの一般的な
お葬式の風景を描いているのだと思いますが、
日本とはだいぶ違いますね。
『おくりびと』の様式美とか
その根底にあるもの、精神などは
本当に分かってもらえるのでしょうか?
でも、国が違っても変わらないのは
葬式に参列する人々、
それぞれに問題を抱えて集まってきます。
特に親戚はこういう機会がないと、なかなか会えないもの、
疎遠ゆえにいろいろと興味がわくものです。
それはどこの国でも同じ、悲喜こもごもで、
それをユーモアタップリに描いています。
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