いつか眠りにつく前に

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いつか眠りにつく前に h21.8.26 dvd

 朔的には☆は3つ半で、お薦めです。

 「死の床で最後に思うこと」
皆さんは、何を?
そして、私はいったい何を思うのでしょうか(^_^;)?

 一生の後悔となるような、熱烈でかつ叶えられなかった恋?
でも、残念ながらそんな、今でも後悔が残るような
熱烈な恋はありませんでした(^_^;)。

 でも、もしそんな恋があったとして
「恋をして恋を失っても、恋をしなかったよりましである。」
という言葉のように、それは幸せなことだと思います(*^_^*)。

 ただ、この映画の主人公であるアン
(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)は違っていて、
死の床で、叶えられなかった恋を思い出します。

 40年前、若き日のアン(クレア・デインズ)は、
親友であるライラの結婚式で付添い役をするために、
ライラが家族と住む別荘にやってきます。
アンとライラ、そしてライラの弟バディは、大学時代の親友ですが、
バディはアンに夢中です。

 アンはバディに思われていることは気づいていますが、
恋人としては心が動きません。
でも、バディの親友である医者のハリスに会った瞬間心惹かれます。
そして、ハリスも……。

 いつしかハリスとアンは愛し合い、
それを知ったバディは、失意の中で交通事故で死にます。
でも、その原因は自分にあると考えたアンは、
現実に耐えらずハリスと別れ、別々の人生を歩みます。
そして、その別れは強い後悔として、心の奥底に残ります。

 アンには二人の娘がいます。
堅実な長女は家庭を持ち、幸せに暮らしていますが、
次女の(トニ・コレット)は、愛することに臆病で
いまだに自分の人生の選択に迷っています。
そんな娘の人生が母の人生と重なって描かれて行きます。

 なお、メリル・ストリープが老いた親友ライラ役で出ています。
 

 

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