ジェイン・オースティン 秘められた恋 h21.11.7 名演小劇場
朔的には☆は3つ(60点)です。
18世紀末イギリスのハンプシャーで生まれた、
小説家ジェイン・オースティンの生涯を描いた作品です。
1795年という時代の重さ、
ここでは女性は才能を発揮してはいけない時代でした。
そして、男も有力者の庇護がなければ
いっぱしの仕事が出来ない時代でもありました。
ジェインは貧乏な家族の生活を救うために
地元の金持ちの貴族との結婚を強く勧められます。
そんな心が揺らいでいる彼女の元に、
法律を学ぶ貧乏な青年が現れ、互いに惹かれ恋に落ちます。
結局この恋は実りませんが、それをバネにして彼女は、
自分の夢である小説家への道を進んでいきます。
「貧乏は人をうち砕く」という
彼女の父親の言葉が印象深く残っています。
でも、ジェイン・オースティンはそれにうち勝って、
小説家として大成をしました。
ジェーン・オースティン(1775年〜 1817年)は
イギリスの小説家です。
主要作品には『分別と多感』『高慢と偏見』
『エマ』『マンスフィールド・パーク』
『ノーサンガー僧院』『説得』の6つの長編小説があります。
といっても私は一冊も読んだこともありませんし、
彼女が有名な小説家だということも初めて知りました(*^_^*)。
幸い「高慢と偏見」「いつか晴れた日に」など、
彼女の作品が映画になっているので、
機会があればこれらの作品は見てみたいと思います。
なおジェインを演じたのは『プラダを着た悪魔』の
アン・ハサウェイです。
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