なくもんか 半田コロナ h21.11.14
朔的には☆は3つ半(75点)で、超お勧めです。
笑えました。
客席から笑いが起こること、久しぶりです(*^_^*)。
その笑いと一緒に声をあげて笑えるのは、
自分の笑いのツボがずれていないことの証明でもあります(^o^)。
2時間半の映画。
沖縄のラストシーンはなくても良かったのでは…?
あのシーンが余分だったような気がするので、
それが−5点で、☆を4つつけることができませんでした。
いろいろなパロディが含まれていましたが、
弟の漫才コンビがなぜか「ホームレス中学生」の
「麒麟」とダブって見えました(^_^;)た。
この映画、主演阿部サダヲ・脚本宮藤官九郎・監督水田伸生、
これは『舞妓Haaaan!!!』と同じメンバーですが、
それよりもさらに良かったです(*^_^*)。
主演の阿部サダヲはまさしく怪演、
「おかま」ぴったし合っていて見事でした。
脚本の宮藤官九郎、複雑な問題を抱えそれでも前向きに生きる
登場人物達の個性的なキャラクター、
そしてサビの利いているセリフ、
発想の意外性はいつもながらと言えさすがです(*^_^*)。
女にだらしなく、いい加減な父親のため両親は離婚し、
祐太(阿部サダヲ)は父について行きます。
その時母のお腹には弟がいました。
父の遠縁にあたるハムカツ屋の世話になりますが、
父は店の金をとって逃げてしまいます。
父に捨てられた祐太はそこで育てら、
先代から認められた祐太は、
ハムカツで人気の「デリカの山ちゃん」の2代目となります。
お人好しで人が良く、自分のことを犠牲にしてまで
人のために尽くす祐太は近所の人気者でした。
どうしてそこまでやるのかと人に問われると
それは「好きでやっているから」というのが口癖でした。
それは自分を引き取って実の子のように育ててくれた
先代への恩返しでした。
そんな時家出していた娘の徹子(竹内結子)が
二人の子供を連れて帰って来て、二人は結婚をします。
その時自分の戸籍を見て、自分に弟がいることを知り、
弟の消息を探すと、今人気の漫才コンビであることがわかります。
この映画はストーリーが面白いので、
何も知らずに見た方が良いと思います。
家族とは何か?
家族のあり方とは何か?を考えさせられました。
そして見た後無性にハムカツが食べたくなります(*^_^*)。
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