のんちゃんのり弁 h21.10.3 名演小劇場
朔的には☆は3つ。
小西真奈美を『水10!』(『ココリコミラクルタイプ』)
で初めて見て、もう8年近くになりますが、
あの時から強く引かれるものがありました(*^_^*)。
目のくりっとした、むき卵のようなつるっとした、
お人形さんのような美人。
もちろん美人で可愛い事は確かですが、
私には見る角度によってブサイクにも見える時があります(^_^;)。
何とも不思議な女優です。
今回は主演ということで、
大丈夫かなと思っていましたが、
思った以上にしっかりとした演技をしていました(*^_^*)。
作家志望だけど、本を書かず
実家に頼ってばかりのダメ夫と、
意を決して離婚し独り立ちする子連れ女性(31歳)を描いています。
ただ、現実の世界はそれほど甘くはありません。
それでなくても今は就職難、
彼女のように、子供のために午後の1時までしか働けないという
わがままを言っていてはろくな仕事はありません。
まして、31歳で何の資格もないのですから……。
そこで考えに考えた末、思いついたのが唯一の特技、
娘のりこ(のんちゃん)のために毎日作っているのり弁、
でも、ただののり弁ではなく、そこには栄養や彩り、
おいしさのための工夫が一杯してありました。
そののり弁が、保育園や近所で評判となり、
それに勇気づけられて、弁当屋を開いて頑張っていくことを決意します。
そのために料理屋で、ただ働きをして修業をしたり、
町で写真屋をやっている昔の恋人との再会したり、
ダメ夫との絡みが入ってきます。
一人で弁当屋、
それもすべて手作りで、
それはないでしょ(^_^;)とつっこみを入れながら、見ていました。
料理が一杯出てきました。
それも家庭の味、おふくろの味でしたが、
特に鯖の味噌煮が食べたくなりました。
倍賞美津子久しぶりに見ましたが、老けました(^_^;)。
でも、老けてもいい女はいい女です(*^_^*)。
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