三国志 h21.8.22DVD
朔的には☆は3つです。
レッドクリフTに趙雲が曹操の軍に取り囲まれた
劉備の妻子を助けに行くシーンがありました。
なかなかの迫力で、見応え十分でしたが、
その趙雲を主人公にしたのがこの映画です。
アンディ・ラウが趙雲を演じましたが、
彼の<墨攻>は良かったですね。
知的で毅然とした役を演じられる存在感のある役者です。
三国時代(魏呉蜀)は豪傑の時代です。
彼らの類い希なる身体能力を使っての、
剣舞というか殺陣はもの凄く、見応えがあります。
趙雲は蜀国の五虎将の1人に数えられる武将ですが、
他に関羽、張飛が有名です。
常勝将軍と言われた趙雲も、元は一兵卒に過ぎず、
出世して結婚し家庭を持ちたいというのが夢でしたが、
大将軍に出世しても、
結局そのささやかな夢さえも叶えられませんでした。
戦いに明け暮れ、常に勝ったと思っていても、
それで国が治まり、平和が来たわけでもありません。
そんな自分の人生を、
大きな円の周りを回っていたそれだけの人生だったと
しみじみと自戒していたのが印象的でした。
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