ゴールデンスランバー h22.2.11 半田コロナ
朔的には☆は3つ(65点)です。
面白いけど、自分に起こるかもしれないと考えると
ものすごく怖い映画です(>_<)。
この映画は、ベストセラー作家伊坂幸太郎(重力ピエロ)の作品です。
小沢幹事長の土地購入に関して、
検察のやり方の是非が論議されていますが、
これは小沢対検察、政治家対官僚の権力闘争で、
私に言わせればどっちもどっちです(>_<)。
しかしその両方が合体したら、ものすごい強力な権力が生まれるわけで
この映画はそのような、
権力側が権力を振りかざし、
善良な一般市民を、自分たちの都合の良いように
犯人に仕立てあげていくドラマです。
ジョン・F・ケネディ暗殺は今でも強く印象に残っていますが、
最初はオズワルドが犯人だと報じられていましたが、
それがだんだんと怪しくなって結局謎のままです。
ケネディを良く思わない勢力による暗殺。
あの時の副大統領はジョンソンで、
大統領として彼が指揮をとり犯人の捜査を指揮しています。
何かこの映画とダブりますね(>_<)。
それにしてもケネディ暗殺事件はどうなったのでしょうか?
仙台の宅配便会社で働く青柳(堺雅人)は、
アイドルを助けてことから一躍有名になります。
そんな彼がある日突然、
首相暗殺犯にさせられてしまい逃げるはめになります。
その逃亡生活を助けるのが、大学時代の恋人(竹内結子)と
同じサークルの仲間達……。
そんな仲間とのきずなを確かめるように
逃亡生活は続いて行きます。
なぜ誰が何の目的で、彼を犯人にしたてあげたのか?
それがはっきりとしないのが、かえって不気味で怖いです。
まあ暗示はあるので、それで想像はだいたいできますが(*^_^*)。
<ゴールデン・スランバー>とはビートルズの曲で、
ポールが、離ればなれになったビートルズの仲間を、
つなぎ止めたいという気持ちで書いたものです。
そこから<仲間の絆>の象徴であり、
それが映画のテーマとなっています。
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