シャーロック・ホームズ

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シャーロック・ホームズ  h22.3.14 半田コロナ

 朔的には☆は3つ(65点)です。

 名探偵シャーロックホームズの小説(コナンドイル)は
少年の頃夢中になって読みました。
内容は今となっては全く覚えていませんが、
ものすごく面白く、特に謎解きが素晴らしく
痛快であったことが印象に残っています。
その時のイメージは、シャーロックホームズは知的で
どちらかというと文化系の柔い男、
助手のワトソンは頼りない好青年でしたが、
今回の映画では全く違っていました(^_^;)。
まあそれだから、映画は面白いのでしょう(*^_^*)。

 19世紀のロンドン、
教会の黒魔術を操って世界征服の野望に燃える枢機卿、
それを阻止するシャーロックホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)と
助手のワトソン(ジュード・ロウ)。
黒魔術と思えたものも実はマジックであり、
それがラストに種明かしされます。
推理小説とはちょっと違った感じでしたが、
最後はしっかりと謎解きがあり、すっきりしました(*^_^*)。

 推理の基本は犯行現場にある、
泥・埃・糸くずなどの些細な証拠を分析し、
それらを論理的に組み合わせて行くことで、
犯人に近づいて行きます。
それは系統的な知識、経験の積み重ねがそれを可能にしています。
それがホームズには備わっていますが、
どのような人生を彼は過ごして来たのか?
興味が沸きますね(^o^)。

 映画の内容は、天使と悪魔(ダン・ブラウン)風に、
キリスト教的な神秘主義を題材にして、
世界征服という大きな事件となっていました。
しかし私には密室殺人や完全犯罪などの謎解きが好きで、
それを期待していましたが、それはちょっと残念でした(^_^;)。
今回のような感じの映画は他に一杯ありますから、
シャーロックホームズにしかできないものを見たかったです(>_<)。
 終わり方が明らかに続編を意識したものだったので、
きっとシリーズ化されていくでしょう。
今後に期待をしたいですね(*^_^*)。
 

 

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