イングロリアス・バスターズ DVD h22.9.23
朔的には、☆は3つ(65点)です。
1944年6月、ドイツ占領下のフランスが舞台です。
クエンティン・タランティーノ監督の作品で、
とにかく面白い映画でした(*^_^*)。
第一章
ユダヤハンターのランダ大佐は、
フランスの農家に匿われている、
ユダヤ人家族を捜しだし殺戮しています。
彼の慇懃無礼で人の心をもて遊ぶような話し方が不気味で怖いです。
そしてユダヤ人を見つけ出す、その嗅覚は天才的です。
彼曰く、ドイツにとってユダヤ人は鼠である。
それ故、理由の如何をとわず嫌いである。
これがユダヤ人抹殺の本音か?
そんなランダ大佐の目を盗んで
床下に隠れていたユダヤの少女ミミューは、
なんとか逃げることができます。
それはランダ大佐が見逃したためでした。
ここから物語は発展をしていきます。
第二章
「イングロリアス・バスターズ」が
アルド中尉(ブラッド・ピット)をリーダーとして編成されます。
これはナチハンターとも言える組織でこちらも怖いです。
その残忍な殺し方、神出鬼没ぶりでナチに恐れられます。
まあ相手がナチだから許されるようなものですが、
頭の皮を剥いだり、バットで殴り殺したりと
その殺し方は残酷そのものです。
第三章
フランスの名画座の経営者となっていたミミューに
ドイツの英雄が一目惚れをします。
これがきっかけとなり、彼女の名画座で
ナチの国策映画「国家の誇り」のプレミヤ上映の話が決まります。
ここにはナチの幹部が全て集まるので、
彼女はこの機会を使って復讐を企てます。
第四章
ミミューの復讐とは別にドイツ映画の女優となっていたスパイから
プレミヤ上映にヒットラーを始め、
ナチの幹部が全て集まるとの情報がもたらされます。
このチャンスを生かし、
ナチの首脳部を一挙に殲滅して終戦に追い込むために、
「イングロリアス・バスターズ」に出動命令が出ます。
第一章で、ランダ大佐が目こぼしをしたユダヤ人の少女ミミューが
この映画の全体に大きく関わっていきます。
この導入と展開が見事です。
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