インスタント沼 DVD h22.9.10
朔的には☆は3つ(65点)です。
主演の麻生久美子に惹かれて見ました(*^_^*)。
「シーサイドモーテル」で見た彼女の妖艶な容姿に惚れました。
しかし残念ながらこの映画では痩せていて、顔がクリヤーすぎました。
きっと役作りのために太ったのでしょう(*^_^*)。
彼女は色々な映画に出ていますが、
(彼女を意識したのはシーサイドモーテルからですから、
私は気づきませんでした。(^_^;))
テレビではあまり顔を見ません。
きっと自分を映画女優としてやって行くという
強い意識があるためでしょう。
現在彼女は32才で、主な作品に<シーサイドモーテル(2010)>
<インスタント沼(2009)>< 罪とか罰とか(2008)>
<THE 有頂天ホテル(2006)>があります。
この映画は彼女以外にも、風間杜夫、加瀬亮、松坂慶子と、
とても豪華な俳優陣が揃っています。
この映画は、「自分の目に見えないものでも世の中には存在し、
それを信じることも大事だよ」と言っているようです。
河童とか、龍とかファラオの占い器とか
いろいろと現実的ではないものが出てきますが、
たまにはこんな軽い乗りの日本映画もいいものです(*^_^*)。
テンポが早くて、場面がどんどん変わっていくので、
飽きさせません。
特に風間杜夫が良いです。
2枚目というイメージをかなぐり捨て
風変わりであるが愛すべきキャラクターを好演していました。
女性雑誌の編集長である
沈丁花ハナメ(麻生久美子)には夢がありました。
自分の出している雑誌が売れて
新しい雑誌を立ち上げ、
その企画でイタリアに住む大好きなカメラマンと
一緒に仕事をすることでした。
でも、それは夢と消えます。
そんな時に母が倒れ、そこから自分の実の父親の存在を知ります。
それを確かめるために、
彼女は「電球商会」という骨董屋をやっている、
沈丁花ノブロウ(風間杜夫)を元を訪ねます。
超現実主義者のハナメはノブロウと触れあう中で
柔らかい心を持って行きます。
ネガティブだけど、すぐにポジティブになれる主人公の
明るさに救われます。
現実的でない、いろいろなことが起こり、
そんなことあり得ないと言ってしまえばそれまでですが、
「映画の世界だから許す」という
柔らかい心があれば、この映画は楽しめます(*^_^*)。
「インスタント沼」
この不思議なタイトル、何を言いたいのでしょうか(>_<)。
この映画には沼が大事な役割を果たしています。
ハナメが子供の頃住んでいた近所に
沼があり、そこに招き猫を捨てたことが
ハナメは自分の人生がじり貧になっていく
原因だと思っています(*^_^*)。
|