パイレーツ・ロック h22.7.23 DVD
朔的には☆は3つ(60点)です。
セックスについての話題の奔放さ、開けっぴろげさにびっくりしました。
まあ、これが人間の本心であり、
それを正直に言っているだけとは分かっているが‥‥。
それが洋画のすばらしさ、もし日本の映画でこれと同じことをすると、
いやらしくなったり、妙にしんみりとしたり、
ばかばかしくて下品となってしまいます(^^;)。
海賊放送局という、海の上のそれも男だけの
閉ざされた世界では、セックスが一層研ぎ澄まされていくのでしょう。
これは国民性、
性は隠すべきものではなく、謳歌するべきもの‥‥。
この開放性が自分にはないだけにうらやましく思います(*^_^*)。
それよりもこの映画でびっくりしたのは
ビートルズを産んだイギリスで、
このようにロックを規制していたという事実にびっくりしました。
改めてイギリスの保守性を感じました。
1966年とは私が16歳の時、
15歳の時にビートルズが日本に来て大騒ぎでした(^^;)。
その時イギリスではこんな状況だったんですね。
あらすじは「gooより」
1966年、北海に浮かぶ船に高校を退学になったカールがやってくる。
更正のため、母親に名付け親のクエンティンに預けられたのだ。
この船は海賊ラジオ局で、クエンティンはその経営者。
1日45分しかヒットレコードをかける時間がないBBCラジオに対し、
24時間いつでもロックを流すこのラジオ局は若者に圧倒的な支持を受けていた。
しかしその一方、政府はこの海賊ラジオ局を潰そうと画策しているのだった…。
英国ロックヒストリーを語る上で、忘れてはならないのが海賊放送局だ。
60年代、ビートルズやストーンズといった面々がチャートを独占していたが、
彼らのレコードが国営ラジオでかかる時間はごくわずか。
「レコードをかけると演奏家達の仕事が減る」との理由で、
ビートルズでさえレコードではなく生演奏を余儀なくされた。
そんな中、若者たちのニーズに応え最新のロックを流していたのが、
英国の法律が適用されない海洋上からの「海賊ラジオ局」だ。
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