バーレスク h22.12.22 半田コロナ
朔的には☆は3つ半(75点)です。
ミュージカルとしては、近年にない大傑作であると私は思います。
ただこの映画がミュージカルのジャンルに入るかどうかは別にして……。
ショウビジネスの世界を描いたもので、
<キャバレー>や<コーラスライン>と同系列に位置する映画です。
とにかくダンスがすばらしくいです。
美しい肉体と、それを際立たせる衣装を纏っての、
セクシーなダンスは、最高の芸術品であると感じました。
ダイナミックでセクシーなダンス、そして抜群の歌唱力と迫力のある歌声、
さらに面白いストーリーと相まって、
文句なしに楽しめる映画となっていました(*^_^*)。
アイオワ生まれの田舎娘アリ(クリスティーナ・アギレラ)が、
LAのショウバーの<バーレスク>で、
スターとなっていくサクセスストーリーです。
<バーレスク>は、往年のヒット曲をダンサーが口パクで歌い、
それに振りをつけて踊るのがスタイルでした。
しかし、その華やかさとは裏腹に<バーレスク>の経営は行き詰まり、
刻々と借金の期限が迫り、その期限が過ぎると、
店は人手に渡るという危機的状態を迎えていました。
そして、それをねらってバーレスクの跡地にビルを建てようと、
不動産王が食指を伸ばしていました。
LAに出てきたアリは、
なんとかバーレスクのウェイトレスとして潜り込みます。
しかし自分の夢はショウダンサーになることであり、
それでは満足できない彼女は、必死に訴え、
店のオーディションを受けさせてもらいます。
そしてそのオーディションに、なんとか合格して、
念願の<バーレスク>のショウダンサーになることができます。
そしてある偶然から、彼女の抜群の歌唱を披露することになり、
一躍脚光を浴びます。
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