ハリーポッターと死の秘宝T

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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 半田コロナ h22.12.12

 朔的には☆は3つ(60点)

 インターネットより抜粋しました。

 「ハリー・ポッター」とは、20世紀末のイギリスを舞台に、
魔法使いの少年ハリー・ポッターの学校生活や、
ハリーの父母を殺害した当人でもある、
世界の支配を企む強大な闇の魔法使いヴォルデモートと
ハリーとの戦いを描いた物語である。

 J.K.ローリングの世界的ベストセラー小説を映画化した
「ハリー・ポッター」シリーズの最終章のPART-1である。

 ハリー・ポッターは、17歳(ホグワーツ魔法魔術学校の
最終学年7年生)に成長する。
前作で、ホグワーツ校長(ダンブルドア)は命を落としたが、
ダンブルドアがハリーに遺した仕事
「ヴォルデモートを滅ぼす唯一の方法である分霊箱の破壊」を
遂行するため学校には行かず、
親友のロン、ハーマイオニーと共に旅に出る。

 死の秘宝は『ハリー・ポッター』シリーズに
登場する架空の物品である。

「死の秘宝」と呼ばれる品は3つあり、
それは「ニワトコの杖」「蘇りの石」「透明マント」である。
秘宝を全て手に入れた者は死に打ち克つことができるとされる。

 三人兄弟の物語
『吟遊詩人ビードルの物語』に載っている御伽噺の1つであり、
同時に死の秘宝の起源ともなっている。
その内容は以下の通りである。

 昔々あるところに、旅をしている三人の兄弟がいた。
 やがて兄弟は、とても深く、
泳いで渡るには危険すぎる川にたどり着いた。
しかしこの兄弟は魔法に長けていたので、
杖の一振りで川の上に橋を架けることができた。
その橋を渡ろうとしたところ、
途中でマントに身を包んだ人影が道を遮っているのに気づいた。

 人影「死」が彼らに話しかけてきた。
「死」は怒っていた。
普通の旅人は川で溺れ死ぬのに、
彼ら兄弟は魔法で自分を欺いたからだ。
しかし「死」はずる賢こかった。
「死」は兄弟の魔法を讃えるふりをし、
自分から見事逃れた褒美を与えよう、と言った。

 長男は好戦的だったので、
この世にあるどんな杖よりも強い杖を望んだ。
「死」は彼に、川岸のニワトコの木から作った杖を与えた。

 次男は傲慢で、「死」にもっと屈辱を与えたいと思った。
そこで彼は、死から他人を呼び戻す力を望んだ。
「死」は川辺の石を拾って彼に与え、
この石には死者を蘇らせる力がある、と言った。

 三男は謙虚で三人の中で一番賢かったので、
「死」を信用していなかった。
そこで彼は、「死」が自分たちの後を
追えないようにするものを望んだ。
「死」は自分の持ち物の中からしぶしぶ透明マントを彼に与えた。

 「死」は兄弟が旅を続けられるよう道を譲った。
兄弟は自分たちが体験した不思議な冒険について語りながら、
「死」からの贈り物に感嘆していた。
やがて兄弟は、それぞれの目的地に行くため、別々の道を進んだ。

 長男は1週間ほど旅を続け、ある村にたどり着いた。
そこでかつて争った魔法使いを探し出し、決闘をした。
ニワトコの杖を持っていた長男が負けるはずもなく、
彼は相手の死体を床に残したまま、宿へ向かった。
そこで彼は自分がいかにしてこの強力な杖を
「死」から手に入れたか語った。

 その夜、彼が眠っているところに別の魔法使いが忍び寄り、
長男の喉をかき切り、ニワトコの杖を盗んだ。
こうして「死」は長男を自分のものにした。

 次男は自宅に戻った。
そこで石を掌の中で3回転がすと、
彼がかつて結婚したいと望んだ女性が、目の前に現れた。
しかし彼女は冷たく悲しそうで、
次男との間にはベールがあるかのようだった。
彼女はこの世界に戻ってきたものの、
そこは今や彼女の住むべき場所ではなかったので、
彼女は毎日苦しんだ。
そして次男は狂おしいほどの切望によって正気を失い、
彼女と本当の意味で一緒になるために、自殺した。
こうして「死」は次男を自分のものにした。

 しかし「死」は、透明マントを使った
三男だけは見つけることができなかった。
三男が透明マントから姿を現し、
マントを息子に与えたのは、彼が高齢になってからだった。
そして三男は「死」を古くからの友人として迎え、
喜んで「死」とともに人生から旅立っていった。
 

 

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