SUPER8

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SUPER8/スーパーエイト h23.6.29 半田コロナ

 朔的には☆は3つ(65点)です。

 SUPER8とは何かと、ネットで調べたら
1965年コダック社が開発した、
アマチュア用の8oフィルムのことでした。

 1965年といえば、私が15才の時、
その前年に東京オリンピック(1964年)があり、
日本は高度経済成長期の真っ最中で、
その豊かさから<もはや戦後ではない>と言われた時代です。
 
 豊かさの象徴として、家庭用の8oが普及しだした頃でもありました。
もちろんその当時のアメリカでは、
日本のはるか上を行っていったわけですから、
少年達が学校の映画祭のために8oをつかって
映画作りをしていたことも十分頷けます。
この映画のタイトル「SUPER8」は
そんな時代をも表しています。

 私は基本的にはパニック映画や怪獣もの、宇宙人ものは見ません。
ETくらいまでは許せますが、
今回のように、気持ちの悪い宇宙人はだめです(*^_^*)。

 この映画は今年度のアカデミー賞の候補とか?
確かに列車の脱線シーン等は迫力ある映像でしたが、
それにしてもそれほど驚くものでもなかった気がします。

 でも、視点を変えて、この映画を少年達の<愛と冒険>の物語と
見たらどうでしょうか?
それなら結構良かったと私は思います。
自分が少年だった頃を考えると、
思い当たる所一杯ありましたから……(*^_^*)。

 自分の好きな女の子と一緒にいたい、一緒に何かしたいと思って
自分達のグループへなんとか入れようと画策をします。
そんな少年達の気持ちがよく分かります。
あの頃は好きな女の子と一緒にいて、
一緒の空気を吸うだけで幸せでした(*^_^*)。

 1979年の夏。
アメリカはオハイオの小さな町で、
近所の仲良しグループの少年達が
自分達の映画を作っています。
親に内緒で、そっと家を抜け出し、
真夜中の映画撮影をしている時に、列車に突っ込んで行く
学校の先生の車を目撃します。
列車は脱線し大火災を起こしますが、
大けがをした先生からは、「このことは絶対に人には話すな、
話すと全員の命がない」と口止めをされます。

 それを聞いてその現場からあわてて逃げる少年達、
しかし、そこにはフィルムが残されていました。

 この列車には空軍が極秘にしていた宇宙人を、
別の場所へ運ぶ途中でした。
このフィルムからこの事件を誰かに目撃されたと考えた空軍は、
町を封鎖し捜査を始めます。
 

 

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