テンペスト

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テンペスト h23.12.17 名古屋キノシタホールにて

 朔的には☆は3つ半(70点)で、お勧めです。

 シェークスピアの戯曲ですが、
私は知りませんでした。

 劇場で芝居を見ているような感じを受けたのは、
監督がそのような意識で作ったからでしょう。

 イギリスの映画でしたが、
主演のヘレン・ミレンがうまいですね。
堂々として、威厳に満ちた演技が見事でした。

 台詞が美しく一編の詩のようです。
まあこれは、シェークスピアの作品ですから、
当たり前と言えば当たり前ですが……。

 ミラノ公国の妃であるプロスペラ(ヘレン・ミレン)は、
科学に興味があり、夫の許しを得て、
それに明け暮れる毎日でした。

 王が死んで自分が女王になると、
実の弟を信頼し、政治の全てを任せます。
弟はそれを良いことに、自分が王になる野望を持ち、
彼女を魔女に仕立てあげて追放を企てます。

 弟はナポリ王国の属国となること条件に
ミラノ公国の王となり、一緒に彼女を追放します。
 
 追放された彼女は無人島にたどり着き、
娘と共に復讐の機会をねらっています。

 彼女は魔法を使うことができ、
妖精を使って、嵐(テンペスト)を起こし、
ナポリ王が娘の結婚式から国へ帰るための
船を遭難させます。

 そこには、ナポリ王国の王と王子
そして自分の弟であるミラノ公国の王がいました。
遭難した彼らは、妖精に導かれるようにして、
無人島にたどりつきます。
 

 

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