最強のふたり

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最強のふたり h24.9.23  東浦東宝シネマ

  朔的には☆は3つ半(75点)で、お勧めです(*^_^*)。

 この映画を見て「 相性」ということを考えさせられました。
「相性が良い」相手とは話も弾むし、楽しい気分になれます。
その人なら何を言われても気にならないし、
笑って済ませることができます。

 逆に「相性が悪い」と一緒にいるだけで息が詰まり、
ちょっとしたことでも腹が立ちます。
同じことを言われても相性の良し悪しで、違う反応をしてしまうのは、
本当に不思議なことです。

 大富豪であるが事故で
障害者(首から下が麻痺)になったフィリップ、
彼を介護するのは、スラム街出身の貧しい黒人青年であるドリス。

 ドリスはフィリップに対して言いたい放題、
やりたい放題で、障害者の人格を傷つけ冒涜し、
普通なら一日たりとも一緒にいられない状況でしたが、
でも二人は相性が合いました。

 二人して前に進む間に、
境遇、性格、教養、育ちの全く違う二人に、
ユーモアに富んだ最強の友情が生まれていきます。

  フィリップは同情を望まず、
障害者として扱われるのではなく、
一般の人と同じように扱ってほしいと思っていました。
だから、づけづけとものをいう腹のないドリスを介護人に選びました。

 知的で大金持ち、でも障害者で消極的な面のあるフィリップと
貧乏だが体力と行動力のある、ポジティブなドリスは
まさに最強のコンビで「最強のふたり」でした。

 この映画は実話に基づいたものです。
 

 

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