アナと雪の女王

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 h26.5.8に<アナと雪の女王>を
阿久比のユナイテッドシネマで見ました。

 あの伝説の<アバター>の興行収入を超え、
評判も良く、今話題の映画だから、
基本的にはアニメは見ないと決めている私ですが……。
それを確かめるために見てきました。

 封切りから相当経っている平日(木曜)の映画館でしたが、
そこそこの入りがあり、本来ならアニメに縁のない、
私のような年配の人が結構しました。

 朔的には☆は4つ(80点)で、最高ランクです(*^_^*)。
まだ見ていない人は、ぜひ見てください。
超おすすめです。

 アニメーションの域を越えています。
(というか、アニメをほとんど見ない私が言うのもなんですが……。)
良い意味で私のアニメの概念を覆してくれました。

 映像も、ストーリーも、ミュージカルとしても
すばらしいできでした。

 吹き替え版を見たのですが、
曲もストーリーに合っていて良いし、
迫力があり、まるで劇団四季を劇場で見ているようでした。

 主人公のアナ役、神田沙也加は歌声が松田聖子にそっくりで
声量もありうまく、またコミカルな台詞回しも良かったです。
確実に母親のDNAを継いでいますね。

 また、姉のエルサ女王役の松たか子も歌がものすごくうまく、
(こんなにうまいなら、ウエストサイドストーリーの
マリヤ役をやってほしいものです)
大好きな私としては、声だけでは残念だったので、
彼女の顔を思い出しながら聞いていました。

 正直あまり期待をしていなかったし、
どんな内容のアニメかも知らずに見たので、
ミュージカルだと知って驚きました。
でもそれは、ミュージカル好きな私には、
ラッキーな驚きでした。

 迫力あるダンスシーンという訳にはいかないけど、
舞台の変化のスピードや壮大さはアニメ独特、
アニメしかできないもの
それと歌と相まってすばらしい出来映えでした。

 ストーリーもシンプルでなかなか良く、
何度も笑わせてもらいましたし、感動的なシーンもありました。
そして、最後までストーリーが読めなかったのも良かったです。

 雪や氷の世界を描く映像がものすごく綺麗で、
出てくるキャラクターも個性的で楽しく、
表情が豊かで良かったです。
 
 また昨今のアニメはそうなんでしょうが、
肌の質感がみずみずしくて、人間以上に人間らしく、
温かみのある、人間を描いています。
 

 

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