曹操暗殺

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 レッドクリフ(赤壁の戦い)に比べると
圧倒的に見劣りします。
戦いのシーンがなく、ストーリーも面白くなく、
お金をかけていないことがすぐに分かります。

 曹操の晩年、漢王朝(献帝)の再興を願ふものによって、
曹操の暗殺が何度も企てられます。

 そのもの達によって、幼い子供がさらわれ、
厳しい訓練によって、刺客となり、
曹操の近くへ送られます。

 一人は宦官となり、一人は曹操の側室となり、
暗殺の機会を窺いますが、失敗。
しかし、徐々に彼らは天下太平のためには
曹操の存在が必要であると考えるようになって行きます。

 物語の中心は、曹操を暗殺し、自分が権力の側に立とうとする
ものの権謀術数と、そうさせない曹操側との駆け引き、
裏切り、密約です。

 動きがあまりありません。
やはり「三国志」は戦争があり、
そのための駆け引きがあって面白いものです。
また、立身出世や下からのし上がっていくことの面白さ、
でも、それがこの映画には欠けていました。

 お客は私一人でした。
 

 

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