ゴーン・ガール

映画の目次へ 

 


 ゴーン・ガールを暮れに阿久比ユナイテッドで見ました。

 朔的には☆は3つ半(70点)でお勧めです。
 殺人よりも怖いのは人の気持ちである。

 高度なミステリーで、大どんでん返しがあり、
それも全く予想もしない形であり、唖然とさせられた。
 
 ニック(ベン・アフレック)とエイミーは理想のカップル、
ニックはジャーナリストで、知的でダンディー、そして優しい。
エイミーは知的な美人で夫思い。
しかし二人の結婚も ニックの失業と共に綻びがでて来る。

 5年目の結婚記念日に妻のエイミーが突然失踪をする。
帰宅した夫が見たものは、物色され、争った跡のある部屋の様子、
それは妻の身に何かあったとしか思えないもの、
すぐに警察を呼び手配をするが、手がかりが全くなく、
思い当たることもなにもない。

 ニックは地域のボランティアの人々と共に妻を探すが見つからない。
そしてマスコミは日本と同じように、
興味本位で、ゴシップのように連日扱い、ニックを追いつめ、
時間と共に、次第にニックのボロが出てくる。

 現在と過去を何度もフラッシュバックしながら、
複雑に描いていて、わかりにくい部分もあるが、
ラストの謎解きを時間をかけて丁寧にしていたのはよかったと思う。

 結婚生活の難しさ。
それはどんなに愛し合っていても、理想の夫婦であっても、
時間と共に徐々に綻びが出てくる。
こんなはずではなかったと思うが、それはお互い様である。
 

 

上に戻る