HIROを見てきました。
朔的には80点で、お勧めです。
ネウストリア大使館の裏道で、
コンパニオンの女性が車に跳ねられ死亡する事故が起ります。
この事故を調べる内に、単なる交通事故でなく、
大使館員が関わる殺人事件の可能性が浮上し、
久利生検事が仲間の協力を得て、真相の解明をしていきます。
ストーリーが分かりやすいのがいいですね、
特に、最後に必ず正義は勝つという勧善懲悪は安心して見ていられます。
そして、所々に笑いのポイントをいれ、
遠山の金さんみたいな大使も出てきて楽しい映画となっています。
テレビドラマの映画化のメリットは、
設定とか、人間関係がよくわかっているので、
お決まりの言葉とか仕草で、笑えることです。
久利生検事(木村拓也)の魅力は、中卒で検事、
ジーパンに長髪という型破りさと
決して諦めない正義感にあります。
書記官(前回は松たか子、今回は北川景子)との
絶妙な間合いとやりとりが売りの一つです。、
二人とも美人で魅力的な女性なのに、
彼にはがつがつした感じがなく、
結婚とか、恋愛とかを超越した同僚、
弱者を守るための同士であるという姿勢が良いと思います。
まあ、久利生検事の魅力はキムタクの魅力ともいえ、
二人はだぶって感じられます。
番宣用のテレビの特集で、
松たか子とのドライブデートの風景が映されていましたが、
ハンドルさばき、特にバックの時のハンドルさばきは、
格好良さの極致、男でもすごいと思うので、
女性ならキュンとくること間違いなしでしょう。
天は二物を与えないといいますが、
彼の場合はそれに当たりません。
松たか子のファンでもあった私にとって、
シーズン2から、
書記官が北川景子に変わったのはちょっと残念でした。
美人だけど冷たくて、きつい感じが
嫌でしたが、それもだんだんと慣れ、
いまでは魅力に変わってきました。
特に、「探偵の探偵」の彼女を見て、
いろいろなタイプの役柄を演じられる女優であることを知りました。
今回の映画では、テレビよりも随分ソフトで
柔らかい彼女の一面を見せてくれました。
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