映画雑誌

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 私が”スクリーン”を愛読したのは、最初に書店で見つけた映画雑誌だったからです。私が浮気性ではない証拠ですね(笑)。というのは、私も高校、大学と映画が好きで、その情報を得るために、映画雑誌を買おうと思いました。その頃のことですから、記憶が定かだないので、間違っていたらごめんなさいね。

 洋画の映画関係の雑誌としては”スクリーン”日本映画の雑誌としては”近代映画”しかなかったような気がします。”ロードショウ”は私の中では、ずっと後になって発行された。だから、私の目には2番煎じ、物まねにしか写らなかった。それに、ロードショウの方が派手でしたね。そういう、キャピキャピしたものではない、正統派の落ち着いた雰囲気が”スクリーン”にはあり、それが好きだったのでしょう。もっと言えば、最初に手にしたものを最高のものと信じ、浮気をしたくなかっただけかもしれません。

 私が”スクリーン”読んでいた頃は、マカロニウエスタンの全盛のころですね。フランスでは、アランドロンやジャンポールベルモントやカトリーヌドヌーブ、BB(ブリジットバルドー)など、イタリアではソフィアローレン、MM(マルチェロマストロヤンニ)

アメリカでは、エリザベステーラー、オードリー・ヘプバーン、ステイ-ブ・マックイ-ン、ディーン・マーチンなどです。