母のこと
その母が、アルツになり生きる意欲をなくしました。昔のことを知っているだけに、そのギャップが悲しいです。人は何のために生きているのか?アルツは自分の名前さえわからない、それで生きていると言えるのか?体力の衰え、気力のなさで、寝てばかりいる母、一体何の楽しみで生きているのか?因果応報、今の哀れな姿が報いであるならば、どんな悪いことをしたというのか?そんなことを考えてしまいます。 一番辛いのは、怒ってはいけないとわかっているのに、大きな声を出したり、知らぬ間に母を脅したり、じゃけんに扱っている自分を見た時です。夜中にでないのにトイレに頻繁にたち、眠られない時はそうなってしまいます。その時の自己嫌悪はたまりません。 |