ハンドルと遊び

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 仕事としごく、一字違いだけど大変な違いですね。私もこの言葉好きです。何か、語呂合わせみたいですが、深い意味があると思います。私は、よく、人に話すんですが、「ハンドルには遊びがある。」(ハンドルは必要な回転量よりわざとすこしだけ多く回転するように設計してあります。この考え方は、機械系の部品ではほとんどそうです)この無駄と思われる部分が、車の安全を保証しているんです。これと同じように、人生にも遊び(ゆとり、無駄なこと)が必要です。

 この仕事に必要な遊びを話で、思いだしたことがあります。それは、吉永小百合の話です。私はいわゆるサユリストです。そして、私たちの年代の人間(男性は特に)にとって、女優吉永小百合は特別な存在です。女神のような、永遠の憧れの人です。彼女の上品で優雅ないでたちから、苦労など全く感じられませんが、見えないところで、大スターとしてのストレスと闘ってきたそうです。そして、どうしようもなく、ストレスに押しつぶされそうになったり、自分を失いかけた時に、一人旅に出ることで精神的に救われたと言っていました。

 その彼女の最も大切にしている言葉が、ある雑誌に書いてあり、心に響きましたので紹介します。「学ぶ時は遊び心を、遊ぶ時は学ぶ心をもちなさい」こういう前向きで、余裕のある生き方がしたいものです。人生は自分のためにあります。決して人に左右されるべきではなく、自分で決まるものです。そして、人生は楽しむためにあり、充実した時を重ねることが生きる目的です。(ちょっと偉そうなことを言ってしまいました。[苦笑])