イタリアというと、ソフィアローレンとマルチェロマストロヤンニを思い出します。あの当時のイタリア映画はほとんど二人が主演していましたね。ソフィアローレンの大きな口と大きな目、個性的でした。あの頃は、ＢＢ（ブリジットバルドー）やＭＭ（マルチェロマストロヤンニ）、ＪＪ（ジュリアーノジェンマ）と頭文字で呼ぶのがはやっていました。映画「ひまわり」は若いとき映画館で見て感動し、今年になってもう一度ビデオで見ました。ロシアの高原に見渡す限りのひまわりの畑、その一つ一つが、ロシア戦線で思いを残し死んでいった兵士達なんです。その時に流れる音楽素晴らしいです。涙なくしてみれません。戦争によって、好きな二人が引き裂かれ、さらに新たな悲劇を生む。いまでも、あの音楽を聴くと、一面のひまわり畑が目の前に現れます。